夜泣きの終わり

思えば長い道のりでした。

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どうしてこの子は、

いつまで経っても一晩眠らないのだろうかと悩んだり、

眠らない体を神様にお願いしたり。

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この子は眠るのが嫌いな子なのかも知れないと悟ったり。

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どんな工夫をしようとも、ずっと夜泣きが続いていたあるですが、

幼稚園へ通うようになり、いつの間にか、夜泣きをすることがほぼ無くなりました。

 

一晩眠れる。

今でこそ、当たり前になりましたが、

あの頃の私たちにとって、それはこの上ない幸せな時間でした。

 

そして、あるは随分、大きくなったのだなと、

こんなところにもまたひとつ、あるの成長を感じたのでした。

 

 

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親子遠足

少しずつ、園生活に慣れてきた頃に、親子遠足がありました。

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親子で仲良く手を繋いでお散歩をしたり、広場で踊ったり。

お弁当を食べて、皆で遊具で遊んだりと、

とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

 

お友達と仲良く遊ぶあるの姿に、

その成長を感じられる貴重な時間でもありました。

 

そうして、私にも、

初めて、園内でのお友達が出来ました。

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あるの口からよく聞くようになった、はるくんのお母さんです。

 

私の知らないことをたくさん知っているはるくんのお母さんは、

とても素敵なお母さんで、お話していてとても楽しい方でした。

 

あるが生まれてきてくれなければ、

出会うことのなかったはるくんのお母さんとのご縁は、

あるが繋いでくれたものだったなと感じています。

 

 

ママは魔法使い

みーくんは、忍者。

そして私は、魔法使い。

 

あるが幼稚園生になって間も無くの頃の我が家では、

実はこんな流れになっていました。

 

私が魔法使いになってしまったのにも、理由がありました。

 

あるは、どちらかと言うと慎重なタイプで、

あまり怪我をすることはありませんでしたが、

幼稚園へ通うようになった頃から、動きが活発になり、

擦り傷が格段に増えていったのです。

これもまた大切な成長の一部であったのだと思います。

 

そんなある日のこと。

転んで擦り傷を作ったあるが、

とても痛がっていたので、摩りながら声を掛けました。

 

ママの手は魔法の手だから、

あるの痛いところを治してあげるよ。

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こんな私の言葉が始まりとなり、

ママは実は魔法使いだということになってしまったのです。

 

ですが、不思議です。

私が摩ると、必ずあるは笑顔を見せてくれました。

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やがて、転んで怪我をする度に、

あるは私に、魔法で直して!と言ってくれるようになりました。

 

こうして改めて振り返ってみると、

私はあの頃、本物の魔法使いになれていたのかも知れません。

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