インフルエンザの予防接種

我が家では毎年、

あるにだけインフルエンザの予防接種を受けさせていましたが、

家族3人で予防接種を受けたのは、あるが小学5年生の時のことでした。

 

あるがインフルエンザに罹ることはあっても、

何故だか私たちには移らずに、

特に困った過去があったわけではありませんでしたが、

職場で、家族で毎年、

インフルエンザの予防接種を受けているという方の話を聞いて、

我が家でも受けてみようということになりました。

 

家族3人一緒に診察室へ入ると、

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先生のこんな言葉から、まずはみーくんからという流れになりましたが、

みーくんったら、意地悪です。

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わざと痛そうな顔をするではありませんか。

それも、あるの方を見ながらですよ。

 

あるは毎年、予防接種を受けているはずなのに、

みーくんのお陰で、ちょっぴり怖くなってしまった様子。

 

僅かに逃げ腰になりながら予防接種を受ける様子を見守ったのも、

なんだか笑ってしまう思い出です。

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こうして、我が家でも、

毎年3人でインフルエンザの予防接種を受けることにしようという流れへと変わり、

これも家族行事のひとつとして加わることになりました。

 

 

 

夕方の時間

仕事が終わったら、出来るだけ早くに帰宅して、

Sボードを持ってあると一緒に公園へ行こう。

あの頃の私の夕方の時間の使い方は、こんなふうに変化していました。

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あの頃のあるも勿論、夕方のこの時間をとても喜んでくれていましたが、

こうして振り返ってみると、

実は私の方が、Sボードに夢中だったのかも知れません。

 

練習場所は、近所の公園内にある道路に面した駐車場。

 

此処は、みーくんの帰宅ルートに面しているため、

帰宅途中に私たちを見つけると、必ず声を掛けてくれました。

車を置いたら俺もすぐに行くから、待ってて!と。

 

自宅に車を置いて、みーくんも合流。

日が暮れるまで、公園で家族3人での時間を過ごすことが、

あの頃の我が家での夕方の過ごし方でした。

 

ボール遊びや三輪車、

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自転車、

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キャッチボールやサッカー。

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そしてSボード。

 

あるの成長と共に、

いつもの公園での過ごし方が変わり、

そこには私たち家族の歴史が、ゆっくりと刻まれていきました。

 

いつもの場所というのは、

こうして、いつの間にか大切な時間がたくさん詰まった、

掛け替えのない場所へと、変わっていくものなのかも知れません。

 

 

 

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Sボードへの挑戦

Sボードを楽しげに乗りこなすあるの姿を見守っているうちに、

私もやってみたくなりました。

 

あるが短時間で、あまりにも上手に乗れるようになったので、

私も直ぐに乗れるようになるのではないかと、

僅かにこんな錯覚をしていたことも認めなければなりませんが、

あの時の私は、ひとつ忘れていたことがありました。

そう言えば私、運動はあまり得意な方ではありません。

 

そんな私ですが、あるに教わりながら、

生まれて初めてのSボードへの挑戦です。

 

初めは手を繋いで、ボードの上に立つ練習から。

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そして、あるから手を離して、体を動かし前に進む練習です。

 

まさか、大人になってから、派手に転ぶ日がやって来るだなんてね。

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場所はアスファルトの上です。

もう、立ち直れないのではないかと思うほどの激痛が走りましたが、

絶対に乗れるようになりたいと思いました。

 

何度も派手に転んでは、擦り傷だらけになりましたが、

あまり時間は掛からずに、

やがて私もSボードに乗れるようになったのは、

あるの教え方がとても上手だったからなのだと思います。

 

こうして振り返ってみれば、

擦り傷だらけになりながら練習したのも、楽しかった思い出。

 

運動は得意ではなく、自分には向いていないのだと、

ずっとそんなふうに自分から避けていた節がありましたが、

ほんの少しだけ勇気を出せば、

出来ないことなどないのかも知れないと、

こんなふうに学ばされた時間でもあったように思います。

 

もしも、

これからSボードをやってみたいとお考えの方がいらっしゃったとするのなら、

足ではなく、腰を動かすイメージで乗れば直ぐに乗りこなすことが出来ます。

当時のあるが私に教えてくれたことも、

此処に残しておこうと思います。