2001年7月7日。
このお腹の中に、新しい命が宿っていることを知りました。
え?私、ママになるの?本当に?
エコー写真に映る12mmだったあの子を見つめながら、
それまでに味わったことのないような幸せな気持ちがしたこと、
今でも、よく覚えています。
「お腹の子が、もしも、男の子だったらさ。」
夫、みーくんがこんな話をしてくれたのは、この日の夜のことでした。
「男の子だったら、名前は、『ある』ってどうかな。」
あまりの気の早さに、笑ってしまいましたが、
みーくんのその言葉は、更に、私を幸せな気持ちにさせてくれました。
こうして、あの子がこのお腹に宿ったことを知った日に、
あの子の名前が決まりました。