凄く痛かったよ。
それはそれはもう・・・とんでもなく。
これは、私の周りの出産経験者たちの言葉です。
皆、辛辣な顔をして、出産当時のことを話して聞かせてくれました。
様々な人から話を聞いてみましたが、
私は、具体的に、どんなふうに痛いのかを想像することが出来ずに、
少しずつ、出産に対する恐怖心が芽生えてきました。
どうしよう・・・
どうしよう・・・
私、赤ちゃん産めるのかな。
出産に対する不安や恐怖心と戦う日々の中、
男性は、陣痛の痛みには耐えられないと、
どこかでこんな話を聞いたことを思い出しました。
私は、折角、女として生まれて来たのです。
男性には耐えられない痛みとやらを楽しみに待ってみるという考え方も、
ありなのかも知れない。
ふと、こんなことを思いました。
そして、よく考えてみれば、
あるを産む痛みを知れるのは、この世の中でたったひとり。
私だけなのです。
有り難く、あるを産む痛みを楽しんでみようではありませんか!
最終的には、こんな変なテンションで、
自分を奮い立たせることに成功したのです。