みーくんとある

時間が許す限り、病室に来てくれていたみーくんが、

初めて、誰の手も借りずにあるを抱いたのは、

私が部屋から離れた時のことでした。

 

泣いていたあるを抱いて、私のことを待っていてくれました。

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とても短い時間ではありましたが、

これが、あるにとっての生まれて初めての、パパと2人だけの時間。

 

泣いているあるを抱いて、微笑んでいるみーくんの姿を見た時に、

なんだかとても幸せな気持ちがしました。