忘れもしません。
あれは、12月の雪が降る日のことでした。
朝は、いつも通り元気なあるだったはずなのに、
午後になり、様子が一変したのです。
いつもなら、立ったまま過ごすはずなのに、座っているのです。
ある?
声を掛けると、笑い掛けてくれますが、なんだか様子がおかしいのです。
少しだけ、目が虚な気もしました。
おでこに手を当ててみると、熱いではありませんか。
熱があります。
あるが生まれてから、こんなことは初めてです。
非常に焦りました。
焦りすぎて、仕事中のみーくんに電話をしてしまいました。
みーくんは、冷静なタイプですが、
この時ばかりは、みーくんも相当焦ったのだと思います。
仕事を抜けて、光の速さで帰って来てくれました。
あるを毛布に包んで、慌てて車に乗り込み、
病院へと急いだこと、今でもよく覚えています。
突発性発疹。
殆どの赤ちゃんが罹ると言われているアレでしたが、
知ってはいても、
いざそうなってみると、もの凄く慌ててしまうものなのかも知れません。
あれから数日で元気になりましたが、
今でも忘れることのできないほどに、
慌てふためいた出来事でした。