あるは随分長い時間歩けるようになりましたが、
突然に、もう歩きたくないと、抱っこやおんぶをせがまれることもありました。
あれは、夕方に、少しだけ公園に散歩に行った時のことでした。
歩きたくないの合図が出ました。
あるは、大きく生まれました。
とても順調に育ってくれたので、1歳とはいえ、とても重いのです。
あるを背中に乗せたものの、夕方の疲れ切った私の体には、
そこから立ち上がる体力など、もう残ってはいませんでした。
あるを背中に乗せたまま、
なかなか立ち上がることが出来ずにいると、
散歩に来ていた知らない方から応援されてしまいました。
頑張れー!!
応援されるというのは、思った以上に力が出るものなのかも知れません。
見知らぬ方からの応援により立ち上がることが出来ました。
今、思い出してみると、笑ってしまう良い思い出です。