あまり多くの言葉を知らなくても、
発音がままならなくても、
それでも、瞬時に分かり合えてしまう関係。
それが子供同士というものなのでしょう。
大人の世界では、
親である私たちにしか分からない言葉で話すことも多かったあるですが、
同年代の子たちとは、出会った瞬間に意思疎通を図り、
とても楽しそうにお話しをしていました。
その会話に耳を傾けてみても、
何を話しているのか私には全く分かりませんでしたが、
いつでも仲良く笑い合っていました。
子供には子供同士にしか作れない世界があり、
そこは大人になった私たちは、決して入ることの出来ない世界。
今、初めて出会った子と、
とても楽しそうにお話しをするあるを見守った時間は、
かつては、私もその世界の住人であったはずなのに、
いつの間にか、
私はそれすら忘れてしまっていたのだなと、
考えさせられた時間へと繋がっていきました。