あまり人見知りをせずに、誰にでも愛想を振り撒くあるですが、
病院の診察室へ入るだけで泣くようになってしまったのは、
いつの頃からだっただろう。
病院と言えば予防接種。
例えばこんなふうに、
あるなりに、その学びを通して、
関連付けた考え方をしていたのかも知れません。
あの日は、
少し風邪気味だったあるを病院に連れて行った日でした。
診察室へ入ると、早速に泣き出す準備を整えたあるに、
看護師さんが声を掛けてくれました。
もしもししようね
この言葉に反応したあるは、
泣かずに、診察を受けることが出来たのです。
怖くないよ
大丈夫だよ
それまでの私は、こんな声掛けをしていましたが、
使う言葉が違うだけで、
こんなにも反応が違うのだということに驚きながら、
本当に凄いなと、あるにニコニコと笑いかけてくれる看護師さんに、
尊敬の眼差しを向けた出来事でした。