あるよりも1歳年上の従姉妹、みっちゃんをお預かりことがありました。
小さな子の1歳って、とても大きい。
それは、あるが生まれてから接してきた、
色々な子たちとの時間を通して感じてきたことでしたが、
この日、みっちゃんをお預かりしたことで、
より一層、その大きさを感じることとなりました。
あの日は、みーくんとあるとの4人で、公園へと遊びに行きましたが、
あるはまだ、私たちの「待ってて」など、聞いてはくれません。
ひとりで何処かへ行ってしまわぬよう、
必ず手を繋がなければなりませんでしたが、
みっちゃんは、少しだけ手を離しても何処へも行かずに、
ちゃんと待っていてくれたのです。
ちょっと待っててね
うん
あの日のこんな会話に感動したこと、今でもよく覚えています。
あるはまだ、片言だけのお喋りで、
その意思を伝えるようになってくれたところ。
これから少しずつ、こんなふうに会話が出来るようになるのだと、
あの日のみっちゃんとの時間は、
あるとの近い将来の時間を楽しみに思い描かせてくれた時間となりました。