いつの頃からか、あるは、
パパは、格好いい、
ママは、可愛いと、
こんな表現をしてくれるようになりました。
この頃から、あるは、
自分は男の子であると認識する様になったのだと思います。
それまでのあるは、例えば、見知らぬ方から、
あら、可愛いわねと、こんな言葉を掛けられると、ニコニコとしていましたが、
自分は男の子であると認識し始めた頃から、
可愛いという言葉に敏感に反応し、怒るようになりました。
あの時の言葉の意味は、このことだったのだな。
この頃になって、
まだ小さかったあるに、
男の子向けの言葉を掛けてくださった男性のことを思い出すようになりました。