みーくんの上着

冬の朝。

お迎えのバスを待つ時間には、

あるが寒くならないようにと毛布なんかで包んでいましたが、

あるが年長さんになった冬に、

別な方法を提案してくれたのは、みーくんでした。

 

俺の上着、貸してあげるよ。

 

イラストには表現しておりませんが、

実際には、お弁当なんかを入れるリュックを背負っての登園でした。

 

みーくんの上着は、リュックごとすっぽりとあるを包んでくれました。

ある意味では丁度良いサイズとも言えるのかも知れません。

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小さな子が大人用の大きな服を着ている姿というのは、

なんて可愛らしいのでしょうか。

 

なんというか、

みーくんのお洋服が歩いているみたいです。

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あまりの可愛さに、一本後ろに下がって、後ろ姿を眺めてみたり、

斜めから眺めてみたり。

色々な角度からその可愛さを堪能した朝がありました。