手提げも、上履き入れも、
幼稚園で使ったものをそのまま小学校で使えるサイズであるため、
小学校へ上がる準備は、名前付けが主となりました。
筆記用具、給食用具など、幼稚園の頃よりも、
格段に増えた持ち物に名前をつけるというのは、なかなかに大変な作業でした。
あの頃の私が衝撃を受けたのは、算数セットでした。
これも、
これも、
知ってる!
箱のデザインこそ違うものの、私が幼かった頃のものと、
中身が全く同じではありませんか。
小学生だった頃の私は、
算数セットで学びながら、まさか、ずっと先の未来、
我が子も、同じものを使って学ぶ日が来るだなんて、予想すら出来ませんでした。
本当に、先の未来というのは分からないものです。
様々な用品に名前をつける中で、最も大変だったのが、
こちらの算数セットでした。
中身のひとつひとつにまで名前をつける作業は、とてつもなく大変でしたが、
ママもこれ、知っているよと、
あると楽しくお喋りをしながら作業をしたことは、
今でも良い思い出です。