あるを育てる中で、知っていて良かったなと思う言葉がありました。
私が初めて、その言葉の意味を知ったのは、
あるが小学生になり、少しの時間が経った頃のことでした。
ほんの少し前までは、そのような気配など、微塵も感じられなかったのに、
急に言葉遣いや態度が、
なんというか・・・
言葉を選ばずに言ってしまえば、
生意気と言いますか・・・
反抗的とも取れる雰囲気を感じられるようになったのです。
そんなあるの言動に、
時には、苛ついてしまうこともありました。
ですが、
我が子の言動に苛ついてしまう時というのは、
我が子の成長に親がついていけていない時だという言葉を知っていた私は、
自分の中に見つけた苛立ちに、
今、私はあるの成長についていけていないのだなと、
冷静に受け止めることが出来ました。
本当に知っていて良かった言葉です。
我が子が小学校に上がったタイミングというのは、
このような成長段階が見られるものなのかも知れません。
この言葉は、私と同じことを感じて、
悩んでしまっていた私の周りのお母さんのことも救ってくれた言葉になりました。
我が子は、どんな時でもとても可愛い。
でも、時には、可愛いとは別な感情を見つけて、
戸惑ってしまう場面もあるのが子育てなのかも知れません。
子育ては親育て。
こんな言葉があるように、
可愛いとはまた別な感情を見つけた時に、
親としての私たちも、
大きく成長する時期が来たということなのかも知れませんね。
あるを育てる中で、私に冷静さをくれた言葉が、
必要な誰かのところにも届きますように。
今日は此処に残しておきたいと思います。