段ボールや画用紙なんかを使って、
ゲーム機に見立てたものを作って持ち帰ってきたのは、
あるが年長さんの頃のことでした。
あれからのあるは、少しずつ、ゲームに興味を持つようになり、
やがて、ゲーム機を欲しがるようになりました。
サンタさんに、ゲームをお願いするのだと、
こんなあるの声が聞こえて来るようになったのは、
クリスマスが近付いてきた頃のことでした。
私たちは、我が子にゲーム機を買い与えるということに対して、
あまり前向きな気持ちにはなれずに、
とても迷いましたが、
みーくんと話し合いながら、
テレビに繋いで出来るゲームをクリスマスプレゼントとして贈ることにしました。
これなら、家族皆で楽しめるではありませんか。
クリスマスの朝に、枕元に見つけたプレゼントを見つめて、
とても嬉しそうにしていたあるの笑顔は、大切な宝物。
そして、
クリスマスには、朝から家族3人で、
たくさんゲームで遊んだことも、楽しかった思い出です。
それは思っていたよりもずっと楽しく、
家族3人で笑ったことばかりが記憶に残る時間となりました。
買ってあげて良かったね。
あの日の夜、みーくんとこんな話をしたことも、
大切な思い出の時間です。