なにやらお風呂場から、
とても楽しそうな声が聞こえてきます。
こっそりとその様子を伺ってみると、
ガラスの向こう側では、声に合わせて、
踊っているらしきあるの影がうっすらと見えました。
これは、あるがひとりでお風呂に入るようになってから見つけた姿です。
みーくんと2人で、笑いを堪えながら、
ガラスの向こう側にいるあるを見守ったことは、
あるが知らない私たちの時間。
ある、お喋りが大好きなキミは、
お風呂場でひとりになった時も、口が動いているんだね。
そんなところも、キミの可愛いところだったよ。