あるの絵がコンクールに出されることになったよ。
こんなあるの声が聞こえて来たのは、
秋が深まった頃のことでした。
まさか、我が子の絵が、コンクールに出されることになるだなんて、
考えてもみませんでした。
とても素敵な絵だね。
素晴らしい!
素晴らし過ぎる!!
うちの子は天才だね!
会場へ展示された絵を観に出かけた日は、
みーくんと2人、親バカ全開でこんな感想を述べました。
褒めちぎる私たちの言葉を、
嬉しそうに聞いてくれていたあるの笑顔は、今でも大切な宝物。
そうしてやはり、
後々持ち帰ってくることは分かっていても、
その素晴らしい作品の写真を、
何枚も撮ってしまったことも笑ってしまう思い出です。