成長と共に、あるは虫に興味を持ち始めました。
家族3人で、草取りをしたあの日、
庭で見つけたのは、てんとう虫でした。
てんとう虫をじっと見つめるあるの手に、
みーくんがてんとう虫をのせてあげます。
※私は、虫が大の苦手となっております。
当ブログのイラストで虫を表現する際には、
私なりに描きやすい形でお届けしてまいります。
本物のそれとは、かなりかけ離れますが、
私なりの苦手なものとの向き合い方として、温かく見守っていただけたらと思います。
あるは、怖がることなく興味深々。
長い時間、てんとう虫を手に乗せたまま遊んでいました。
草取りもひと段落し、家に入ることにした私たちですが、
あるは、てんとう虫を逃すのを嫌がりました。
てんとう虫さんも、おうちに帰るんだよ。
そんな意地悪したら、
もう、遊びに来てくれなくなっちゃうよ。
あるにとって、てんとう虫との時間が、とても楽しかったのかも知れません。
こんな私たちの言葉に、あるは、てんとう虫をそっと放しました。
我が家では、
虫を捕まえても、逃がしてあげるのがルールでした。
思い返してみれば、
あの日が、始まりの日だったなと、懐かしく振り返っています。