仕事が終わったら、出来るだけ早くに帰宅して、
Sボードを持ってあると一緒に公園へ行こう。
あの頃の私の夕方の時間の使い方は、こんなふうに変化していました。
あの頃のあるも勿論、夕方のこの時間をとても喜んでくれていましたが、
こうして振り返ってみると、
実は私の方が、Sボードに夢中だったのかも知れません。
練習場所は、近所の公園内にある道路に面した駐車場。
此処は、みーくんの帰宅ルートに面しているため、
帰宅途中に私たちを見つけると、必ず声を掛けてくれました。
車を置いたら俺もすぐに行くから、待ってて!と。
自宅に車を置いて、みーくんも合流。
日が暮れるまで、公園で家族3人での時間を過ごすことが、
あの頃の我が家での夕方の過ごし方でした。
ボール遊びや三輪車、
自転車、
キャッチボールやサッカー。
そしてSボード。
あるの成長と共に、
いつもの公園での過ごし方が変わり、
そこには私たち家族の歴史が、ゆっくりと刻まれていきました。
いつもの場所というのは、
こうして、いつの間にか大切な時間がたくさん詰まった、
掛け替えのない場所へと、変わっていくものなのかも知れません。