あるの笑顔

あるの卒園を間近に控えた頃に、私は働きに出ることにしました。

その頃から、園での預かり保育を利用することになったため、

朝だけ幼稚園バスを利用し、帰りは、お迎えに行くことになりました。

 

預かり保育では、

普段は遊べない特別なおもちゃが用意され、おやつの時間もあるようで、

あるは、その時間もとても楽しんでくれていました。

 

私の方は、新しい環境の中、

日々、覚えなければならないことが山積みで、

毎日ヘトヘトになりながら、あるを幼稚園へとお迎えに行きましたが、

私を待っていてくれたあるの笑顔には、心底、癒されました。

f:id:emiblog8:20221118194257j:image


幼稚園から駐車場までをあると手を繋いで歩きながら、

この子の笑顔があるから私は頑張れるんだなと、

あるの小さな手を握りしめたこと、今でもよく覚えています。

 

様々な職種がある中で、私がやってみたいと挑戦したのは、

慣れるまでは、なかなかにキツい仕事でした。

それを覚悟の上で、その職種に決めましたが、

想像を超える過酷さに、心が折れそうになることもありました。

 

あるがいてくれたから、私は乗り越えることが出来たのだと思います。

我が子の笑顔というのは、

本当に、絶大な力をくれるものですね。