みーくんが見つけたあるの姿

みーくんとあるが、

小坊主探検隊へと出掛けた日のことでした。

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あるが通う小学校へ寄り道してみると、

あるのお友達が遊んでいるのを見つけました。

 

パパはここで待っているからお友達と遊んでおいで。

 

みーくんがこんなふうに声を掛けると、

あるは嬉しそうにお友達のところへ駆け寄って行ったそうですが、

みーくんがそこで見つけたのは、上手く仲間に入れないあるの姿でした。

 

あの日、偶然会ったお友達は皆、

それぞれに持ってきたゲーム機で遊んでいた様子。

 

皆、駆け寄って行ったあるを笑顔で迎え入れてくれたものの、

ゲーム機を持っていないあるは、輪の中に入れずに、

お友達が遊ぶ様子を見ているだけという流れになっていたようです。

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この日の夜のみーくんは、

あるの姿に胸が痛んだと、こんな話を聞かせてくれました。

 

同じものを持っていなければ、一緒に遊べない。

これは、私たちが子供の頃にはなかった概念です。

 

我が子にゲームを買い与えることに対して、後ろ向きだった私たちは、

テレビに繋いで出来るゲームを買うという選択をしましたが、

それとこれとでは、話が違うのだと感じました。

 

私たちが子供だった頃とは時代が違うのでしょう。

 

こうして、みーくんと話し合いながら、

持ち運びの出来るゲーム機を買うという流れへと変わっていったのです。