国語と算数が分かれば、大体大丈夫ではなかろか。
自分たちが学んできた様々なことを振り返りながら、
我が家では、こんなふうに決めて、
国語みたいな遊び方と、算数みたいな遊び方を考えました。
一時期は、とても焦って、あるにひらがなを教えた私ですが、
気が付けば、お絵描きの時間の中に、
自然と文字を書く練習が含まれるようになり、
あるも立派に、文字の読み書きが出来るようになりました。
それなら、もっと別な角度から、
国語のような遊び方を見つけることが出来れば、
あるが国語という教科を知った時に、
あるなりの楽しさをそこに見つけてくれるのかも知れません。
そうして思いついたのは、お話を作ってみよう!です。
私『昔々、あるところに、まめまめちゃんというお姫様がいました。』
ある『まめまめ姫様、こんにちは。ぼくは、うさくんです。』
例えばこんなふうに、お人形なんかを使って、
あると一緒にお話を作ってみます。
お話を作れば、知らない言葉が出てきたり、
想像して次の言葉を考えたり、普段は使わない口調があったり。
絵本の読み聞かせとはまた違った楽しさが、そこにはありました。
初めは、簡単に完結してしまったお話も、
回を重ねるごとに、ストーリーの展開も、面白いものへと変わっていきました。
毎回、何が起こるか分からないお話作りは、
私にとっても、とても楽しかった時間でした。