2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

謎が解けた言葉

これまでのあるの成長を思い返しながら、 言葉を話し始めた頃の謎の言葉を思い出していました。 これは例えば、少しだけ登るのが大変な場所へ登る時や、 大きなおもちゃなんかを運ぶ時に、いつもあるが口にしていた言葉でした。 何故だか、今になって、あの…

画面越しの2人

あるの動きが活発になってきた頃から、 公園へ出掛けた時のあるの遊び相手は、主にみーくんが。 そして私は、主にカメラマンという形がありました。 私は、みーくんとあるが楽しそうに遊ぶ様子を、 カメラの画面越しに見るのがとても好きでした。 2人とも、…

モルモットを抱きながら

あるが初めてモルモットを抱っこしたのは、2歳の頃でした。 動物園へ出掛けた日の写真を見返してみると、 動物たちと触れ合うことの出来る場所で、 あるがモルモットを抱いた写真が残っていました。 動物園での思い出。 とても楽しかった記憶しか残っていま…

我が家の挨拶

みーくんが仕事へ出掛ける前になると、 あるが玄関先で泣き出すようになったのは、 いつの頃からだっただろう。 泣いているあるを宥めて、行ってきますの挨拶をしていたみーくんが、 やがて考えついたのは、 ハイタッチと、 ギュー!!の挨拶。 この挨拶を始…

眠くない!

眠そうな目を擦りながら、眠くないと主張するようになったのは、 いつからだっただろう。 いつまで経っても最長4時間を眠ると起きてしまうあるに、 悩んだり、そのペースに慣れる努力をしたりしてきた私たちですが、 あるが、自分の主張が出来るようになった…

あるの言葉に気付かされたこと

私の実家は、家からすぐ側にあります。 有り難いことに、 時々には、実家であるを預かって貰って、 自分だけの好きな時間を過ごすことが出来ていました。 あの日は、サウナへと出掛けた日でした。 ママは、サウナにお出掛けしてくるね。 綺麗になって帰って…

ひべじいさん

お話が上手になってくると、遊びの幅も広がってきます。 今日は、あると一緒に、手あそびをしてみたいと思います。 とんとんとんとん ひげじいさん 私たちを真似て、 あるもやってみますが・・・ 『ひげじいさん』が、 どうしても『ひべじいさん』になってし…

お友達

あるは、人見知りをしない子に育ちました。 優しそうな年配の男性に心惹かれていたあるですが、 成長と共に、同年代くらいの子たちへと興味が移っていきました。 例えば、公園などで、 同じくらいの年頃の子と出会うと、 いつの頃からか、このように、 自分…

お天気の時に

良いお天気の時に、また来ようね 例えばこんなふうに、 天気に関する話が理解できるようになってきました。 そんなある日のこと。 あると同じ年頃の子を持つ友人と、 公園へピクニックへ出掛けた日のことでした。 2人とも、ピクニックがとても楽しかったので…

たまごといくら

自我が芽生えたあるは、なんでも自分でやりたがるようになりました。 そんなあるを回転寿司店へ連れて行った日のことでした。 今はタッチパネルでの注文が主流ですが、 当時は、インターフォンを押して、流れていないお寿司を注文するスタイルでした。 私た…

おしゃぶりの卒業

あるには、おしゃぶりをさせていましたが、 いつ頃、おしゃぶりを卒業させれば良いのだろうかと、 こんな疑問を持ったのはいつの頃だっただろう。 幼稚園に入るタイミングなのか、 それとも、もっと早い時期なのか。 夜、眠る前には、おしゃぶり必須。 こん…

第一次反抗期

あるを病院へ連れて行った日のことでした。 あの日は確か、熱が出ることはなかったけれど、 咳が出るというような比較的、軽い風邪のような症状であったような気がします。 咳をしながらも元気なあるは、診察室へ呼ばれると、 なんと患者用の椅子に座ってク…

ももしる

あるは、お味噌汁を何故か『ももしる』と呼んでいました。 間違えて、ももしると覚えてしまったのかも知れません。 そんなある日の食事時のこと。 いつも通り、お味噌汁をももしると呼ぶあるに、 これはお味噌汁だよと、 そう話し掛けると、あるに叱られてし…

お気に入りの言葉

あるがたくさんの言葉を話し始めた頃の中で、 特に私たちのお気に入りだった言葉がありました。 これは、お風呂の時間の中でのあるの言葉です。 体を洗って湯船に入ったあるに、 毎回、みーくんは、桶でお湯を掛けてあげていました。 いつの頃からか、そんな…

けいとくん

私があるを産んだ頃は、半年から1年ほど前後で、 周りの先輩や友人たちも出産をしていました。 そんな中で、 私が最も、頻繁に時間を共に過ごしていたのは、 あるよりも半年ほど後に出産した先輩でした。 先輩の子の名前は、けいとくん。 先輩とは、家が近所…

ちょっと待ってダメ!

ちょっと待っててね 私の言葉を理解し、少しの間、待っていてくれるようになったあるですが、 そんなあるの姿に楽になったと感じたことも束の間に、 今度は、 待ちたくないと意思表示をするようになりました。 ちょっと待っててね の私の声に、ある日突然、 …

ママ!こんにちは!

例えば、奥の部屋で掃除をしている時など、 訪問者が来ても、気が付かないことがありました。 そんなある日のこと。 あるが知っている言葉を使って、 人が来ていることを教えに来てくれた日がありました。 この日は、 情熱的なセールスを丁重にお断りしなが…

小さな天才

ある。 キミは気付いていたかな。 キミはね。 素敵な才能を持って生まれてきたんだよ。 キミは、本当に凄いね。 キミは生まれたその日に、その素敵な才能を開花させたんだ。 アルバムをめくれば、所々に見つけるのは、 パパと小さなキミの変顔の写真。 キミ…

お腹の中にいた頃の記憶

いつの日か、あるのお話が上手になったら、 ひとつだけ、あるに聞いてみたいことがありました。 それは、お腹の中にいた頃の記憶。 あるのお話も随分と上手になってきました。 あるをゆったりと抱いていた時間に、 今なら、聞いてみても良いのかも知れないと…

謎の呪文

一時期のあるは、マイクのおもちゃがお気に入りで、 家の中では勿論のこと、何処に行くにも一緒でした。 マイクを片手に、 この言葉の意味は、未だに謎ではありますが、 あの頃のあるは、マイクに向かって、必ず呪文のように、 『からばからば』と、唱えてい…

眠らない体

神様、私に眠らない体をください。 あるが生まれてからというもの、 私は何度、こんなことを願ったでしょうか。 あるが初めて4時間眠ってくれたのは、床上げの頃のことでした。 そこから、あるの睡眠時間が長くなることはなく、 あるは何故、4時間以上眠らな…

お片付けも楽しく

あるが、おもちゃを散らかし放題で遊んでいます。 あるの仕事は遊ぶこと。 そして、部屋中を散らかすことも、 その一部とも言えるのかも知れません。 さて、ご飯の前に、お片付けをしたいと思います。 ある。お片付けしようね。 あるに声を掛けてみますが、…

折り紙

あるに折り紙を折ってあげました。 隣で静かに、出来上がりを待ってくれています。 何を折っても喜んでくれるあるの姿が嬉しくて、 勢いに乗った私は、 折り紙の本を参考に、色々と折りながら、 やがてオバケの折り方に辿り着きました。 オバケとは言っても…

ママじいちゃん

私の実家へ遊びに行くと、あるが一目散に駆け寄って行くのは、 ママじいちゃんのところ。 あるは、ママじいちゃんに、とてもよく懐いていました。 渡したいものがあるから届けに来たよ 今日は玄関先で帰るよ あれは、ママじいちゃんが、 ほんの少しだけ家に…

ちょっと待っててね

あるの写真を撮りたくて、 少しだけ私が離れただけで泣いていたあるも、 少しずつ、ひとりで遊ぶことが出来るようになってきました。 あると遊ぶ前に家事を済ませたい時には、 ちょっと待っててねと声を掛ければ、 その意味を理解し、私の言葉を真似ながら、…

おままごと遊び

あるは男の子だから。 そんなふうに決めないで、色々な遊びをしようね。 男の子だって、おままごとやお人形遊びに興味を持っても良いと思うんだ。 これは、いつかのみーくんの言葉でした。 確かに、あるがこれから、 どんなことに興味を持つかなんて、分かり…